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非日常と日常のあわいで、
街にたゆたう小さな宿

About
旅の時間を慈しむような
どんな人にも開かれた宿を
いつもと違う景色、文化、人との触れ合い、旅はどんな人にでも開かれた体験。でも、「私が生まれ育ち、いまも暮らすこの街は、普段車いすを使う私を、旅行者として受け入れてくれるだろうか?」「多様な状況の方を受け入れるような宿が、この街にもっとあったなら」そんな問いかけや思いを温め、生まれたのがときじくです。那智勝浦を、熊野を訪れる方の旅が、この土地にゆっくりとたゆたうようなものになったら、その縁になれたら嬉しいです。

Room



一日一組限定の宿
ときじくは、宿泊のお客さまが気兼ねなく過ごせるよう、一日一組(5名まで)限定の宿です。エレベーターで上がった2階の客室は、非日常の旅のさなかでも、自室にいるようなくつろげる空間。決して広いとは言えない室内ですが、どうぞゆっくりとお過ごしください。

Greetings
旅は誰にとっても開かれたもの
私自身、中途障害により普段の移動は車椅子とロフストランドクラッチを使う生活をしていて、どこかに出かけると、旅の自由のさなかに自身の不自由を感じてしまうことがしばしばあります。どんな状況の方にとっても、日常を忘れ、旅の開放感に浸れる宿がこの街にあったら…。この町で生まれ、育ってきたわたしができることを、ひとつひとつ実践していきたいと思っています。至らないところもたくさんあるかと思いますが、思い思いの過ごし方で、この町を、熊野を楽しんでいただけたら幸いです。
(旅宿ときじく 店主:片原桜子)


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